Ray / レイ
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レイ・チャールズをご存知でしょうか?
もしかするとあなたも彼のヒット曲「わが心のジョージア」♪などは聞いたことがるかもしれませんね。
先日、その”ソウルの神様”といわれたそのレイ・チャールズの半生を描いた映画を観ました。
映画の中で、レイの数々のヒット曲や名曲が、彼の人生のどのステージから、どのようにして創造されたのかということが細かく描かれていました。
学生時代、彼の音楽をよくウィークマンでよく聞いていた頃の懐かしい思い出が蘇ってきましたね。
この映画を観ると”波乱万丈”のストーリーがどのようなものなのかよく理解できると思います。
波乱万丈はストーリーを語る上でとても大切なポイントでもあります。
なぜなら波乱万丈の人生は観ていて面白いんですね。
なぜ面白いんでしょうか?
それは人間というものが、大なり小なり常に変化を求める生き物だからだと思います。
私を含め、ほとんどの人は、人生の中でそんなに大きな波もなく、小波程度の波乱はあるでしょうが、ほとんの場合、平凡な毎日を送っています。
だからこそ、劇的に変化しながら生きていく人の人生の強い憧れをもってしまうのでしょう。
情報の送り手は、演出によっては小波を中波に、中波を大波のように伝えるこは十分可能です。優良なドキュメンタリー番組でさえも、事実を誇張するような構成や演出になっています。
もしあたが情報の送り手として、大衆の心を動かしたいのであれば、波乱万丈のストーリー展開がどのような構造になっているのかを学ぶ必要があるのです。
ストーリーアーツ&サイエンス研究所 (2002/11)
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