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2007年3月 9日 (金曜日)

ソースネクストのマ-ケティング戦略

GYAO(ギャオ)の宇野社長が各分野で成長企業のスポットをあて、その戦略や経営哲学を聞き出すインターネット番組をご存知ですか?

特にマ-ケティングを勉強したいあなたの大変ヒントになるのが、現在、日本でマイクロソフトを抜いてソフト販売本数3年連続№1のソースネクスト株式会社の松田憲幸社長へのインタビュービデオです。(下から2番目)

http://www.gyao.jp/sityou/catelist/pac_id/pac0000057/

ソースネクストは大変ユニークなネーミング(特打まるで手書きメキメキ英会話)と1,980円という単一価格で既存のソフト業界の常識を次々と打ち破る価格戦略で、現在の売上げは100億円を超える成長企業です。

私が特に印象に残ったのが、その価格戦略です。

「この値段でこういうものがあったらいいよね」

その発想はまずお客様の要求レベルから発想して組み立てていくことです。

今一番売れているパソコンセキュリティソフト「ウイルスセキュリティZERO」もそのような発想で企画されたとのことでした。

商品やサービスの価格設定は非常に曖昧といいますか、私もそうですが、多くの企業は、コストの積み上げ方式で決定していく場合が多いと思います。

しかし松田社長は同ジャンルのメディアから価格を発想するとのとでした。

例えば同じ英語のTOEICの教材を企画する場合、他の本、DVDなどのメディアとの価格を一番に比較されるとのことでした。

松田社長いわく、「ユーザーにしてみればTOEICで600点を取るのが目的で手段は何でもいいわけで、その目的をいかに早く達成できる手段が何かということだけ」

またユーザーがその商品を認知して手にとってもらため手段がマ-ケティングというわけですが、ソースネクトのマ-ケティング戦略の要がなんといってもそのユニークなネーミングです。

松田社長も、「ネーミングが重要といより、ネーミングがすべて」だというほど、ネーミングには神経を使っているようです。

短時間でしたが、今のマ-ケティングについて重要な考え方が分かるビデオです。

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