同業他社のサービスを受けてみる
3日間の戦略構築合宿が無事終了しました。
先日もお話しましたが、今回の参加者の方は業種も様々で、自動車販売、土木、建築設計、税理士等々でそれぞれの業界で結果を出されている方ばかりです。
特に他業界の方が実践されている事例を聞くというのはほんとうに参考になることが多く、そのなかで、これまでほとんど実践してこなかったのが
”同業他社のサービスを受けてみる”
ということでした。
これを実践されている自動車販売の経営者は、同業者のなかで目標とされている会社からわざわざ車を買って(自社で買えば当然安い)サービスを定期的に受け、そして自社のサービスレベルと比較して毎回評価しているそうです。
良いサービスはすばやく取り入れ、劣っている点については改善していくという具合です。
ライバル会社のサービスを調査するというところまではみなさんよくやられていると思うのですが、実際にサービスを受けてみないと本質的部分が見えてこないということでしょう。
ある上場会社の新人コンサルタントが、担当の業界のコンサルティングサービスを提供する前に、その業界で実際にサービスを受け、しかも短期間(約一ヶ月)に100社のサービスを受けてみるということをやらさせせているようです。
100社からサービスを受ければ、概ねその業界の問題点が浮き彫りになってくるということです。
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